
病気やケガをした場合は、内科や外科があるので受診する時はあまり悩みませんよね。
しかし、口臭に関しては、歯科に受診した方がいいのか口腔外科の方がいいのか迷うことがあります。
口臭を治療する専門の機関として「口臭外来」という受診方法があります。
口臭外来とはどのような治療なのでしょうか。

口臭外来とは、口臭そのものを無くし、口臭で悩む人の個々の症状に合わせた診察、治療、カウンセリングを行う口臭に特化した外来科のことです。
口臭不安の人の口臭について診断し、その種類を特定し、原因を究明、患者さんの不安がなくなるように治療を進めていくことを口臭外来と言います。
口臭外来のほとんどは歯科に併設されています。
ほとんどの口臭外来は、歯科の一部として併設されていることが多いようです。
一部の耳鼻咽喉科や内科でも、治療を行っています。
また、口臭外来は、治療内容が保険診療のように画一的ではなく、それぞれの医院の口臭外来の考え方や治療方法によってその方法が異なっています。
病的な口臭だけを専門とする歯科もあれば、生理的口臭で悩む患者さんにも対応してくれる歯科もあり、統一された治療法ではなく、費用も自由診療ようなので様々なようです。
口臭外来ごとに対応が異なることが多いようです。
日本で口臭外来という概念が始まったのは、2000年頃からで、臨床段階で専門的に治療を行う「口臭治療専門外来」がようやく整備されてきたという歴史があります。
専門外来ができましたが、その治療方法も画一的ではなく、個々の歯科ごとに対応が異なっているのが現状のようです。
口臭外来という領域の研究は、始まったばかりで、対応できる医師、研究者によって解釈や治療方法がそれぞれ考えられ、統一されるまで少し時間を要している段階です。
しかし、口臭外来のクリニックの数は少しずつ増えています。
主に歯科系大学を中心に併設されている場合と、民間のクリニックが口臭に対して治療を行っています。
口臭専門治療には保険が利かない場合があります。

口臭の治療は、特殊専門治療という考え方があり、保険が適用されない場合があります。これは、口臭が病気として認定されていないため、「自由診療」という範疇になるからのようです。
口臭の治療の中には、歯科治療の保険で認められているものと同じ検査をしているものもあるので、この部分は保険でまかなえると思われます。
しかし、口臭専門治療では、それ以外にも高度な検査が必要になります。このような場合でも、保険で適用できるものは保険で請求し、差額分だけ実費を請求すればさらに口臭治療がメジャーになるのではないでしょうか。
口臭治療の費用はどれくらいなのでしょう?

一般的に、治療費はどのように決められているかというと、検査の費用+診断費用+施術費用+人件費+経費+医院利益と言われています。その他として、各医院の方針の違いや立地条件によって治療費が異なります。
管理人が調べた結果では、下記のようです。
・初診料 2万5,000円(各種口臭測定、精密検査、診断、カウンセリング)
・口臭ケア用品 1,000円から1万3,000円ほど(治療を行うにあたって必要な特殊歯磨き剤などの消臭製剤の購入が必要な場合もあります。)
・再診料 1万3,000円(再評価のための各種口臭測定、精密検査、診断料)
・初診料の後、必要であれば、再診料が必要になります。
ちなみに、口臭治療の盛んなアメリカでは、初診料が約5万円、再診料が約3万円程度のようです。
このように口臭外来治療は、歯科の治療と違い、保険適用がないため高額と言えます。
口臭の悩みで口臭外来を希望する時は、一度歯科に相談することが必要ですね。
口臭外来の難しさ
口臭は自分ではほとんど自覚できないという難しさがあります。
口臭外来を受診される巻患者さんに、実際はにおい無いのに「もしかして私は息が臭いのかもしれない?」と不安に思ってしまって、口臭に対する恐怖症を持っている人もいます。
「口臭は気になっているのだけれど、家族や友人に自分のにおいを嗅いでもらうのはちょっといやだな」という方には、口臭外来を利用することをおすすめします。
問題がないとわかればいいことですし、悪い所があれば、その場で原因究明、治療ができるのですから。

