職場に「くさい」人がいたら、どうすべきでしょうか?
会社に勤務している人がいるとします。ある人の制服が大変に「くさい」ことに気づきました。
周りの人も「あの人の服が臭い!」と噂をしているとします。
誰もその人に注意ができず、その人は「くさい」ままで、周りの人は我慢してやり過ごす。
ところが「これではいけない」と思った人が本人に直接注意をするか、本人の上司に言って、注意をしてもらうか迷う場面があるとしましょう。
ここで、直接本人に言うのは難しい面があります。そのいう時はどうすればよいのでしょうか?
一つの例があります。それは、職場全体で「くさいにおい」に対処するという方法です。
例えば、朝の朝礼で全員が集まっている時に、提案するのです。「整理、整頓、清潔な職場作りをしましょう」と、全体を巻き込んで、「くさいにおい」に対抗するのです。
その提案の理由として、「最近、社内の整理、整頓状況が悪いので改善しましょうから始まり、個人の服装や清潔、身だしなみまで踏み込んで説明するのです。
そうすれば、実際に制服が臭い人も個人的に攻撃されるわけではないので、傷つくことはありませんよね。
このような作戦で、部署全体、もっと言うと社内全体の臭い対策を進めるわけです。
直接「あなたの制服臭いよ!」なんて言われると、角が立ちすぎますからね。
その後の人間関係にも影響するでしょう。これは、部署全体、会社全体を含めた形で、特定の人の臭いに対する一つの対処方法です。
簡単に臭いを指摘してはいけません。人間関係が崩壊します。
会社内の部署や会社を巻き込んだ臭い対策ですが、当の本人はどう思っているのでしょうか?
自分が「くさい」と思われていることを果たして認識しているのでしょうか?
そこが問題ですよね!?
いくら皆で頑張っても、肝心な人が何もしなければ、問題は解決しません。
その人を傷つけるわけではありませんが、やはり原因を取り除かないと話は進展しません。
カウンセラーが行う人の悩みを和らげたり解決に導く方々でさえも、身体の匂いの指摘はタブーと言われています。
人間関係の中でも、特に信頼に関する機微な事柄として次の三つが指摘されています。
この三つを指摘されると、人間関係が崩れる元となると言われています。
・親の批判
・センスの批判
・体臭の指摘
親の批判は当然ですよね。
これを言われて笑っていられる人は、なかなかいないはずです。
センスの批判は、人格の批判にもなりかねません。
体臭に関する批判や指摘は、その人の持つ遺伝子の批判と言ってもいいと思います。
どれも指摘された方は辛いと思います。
ここで、体臭や加齢臭を黙ってやり過ごすことや無視することが、必ずしも本当の愛だとも言えません。
スメルハラスメントという状況
スメルハラスメントとは、スメルとハラスメントを結合させた言葉、「スメル=臭い、ハラスメント=嫌がらせ、迷惑」です。
加齢臭や体臭、口臭、足臭を指しています。
職場環境で「臭い」による被害を指す言葉として登場してきました。
スメルハラスメントという様に、加齢臭や体臭は周りの人へ迷惑をかけます。
それも本人に、自覚がないだけに解決が難しい問題だと言えます。
強度の加齢臭やワキガの人が、接客や案内をすると、リラックス出来ませんよね。
タクシー運転手が喫煙者で、タクシー内にタバコの臭いが充満しているようなこともスメルハラスメントと言ってよいでしょう。
タクシーの中は、一種の密室です。また、美容師さんや床屋さんの手からタバコの匂いがする場合もそうですね。手元が鼻に地下近づく度にタバコの臭いで苦しくなります。
体に触れるマッサージ師や誠灸師なども気を付けないといけないでしょう。
お客様対応の仕事に関しては、やはり臭いに関するケアは必要ですね。
今後は、スメルハラスメントがお店を選ぶ重要な項目になるかもしれません。
会社や仕事ににおいを持ち込んではいけません。
会議中に、二日酔いのにおいを漂わせるのもいけません。
これは、仕事を大切をしているとは感じられません。
加齢臭や体臭、口臭も相手によっては同じようなマイナスの効果を生む場合があります。これらの臭いについて、その理由が本人にはわからないことが一番不幸です。
たった一人の体臭に、何年も悩まされているオフィスも多いようです。
その一人に人に、なかなか注意できない。
臭いはちっとも消えないで、そのまま何年もたっている。
そんな経験のあるオフィスの方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
営業職などで、お客様から体臭クレームが社長に来ているのに、本人に言えないという例もあるようですから、セミナーを使って気付かせるという手もありますね。
臭いが原因のクレームで、取引に影響が出ていたりしたら大変ですから。
まとめ
・加齢臭や体臭が気になる人がいた場合、本人に指摘するのではなく、職場全体でニオイ対策を行なうように持っていく。
・臭いの発生源は個人でも、対策は組織全体で行う。オフィス、会社として体臭のセミナーを受ける。

